原因のひとつは「粒子」と「粒子」の 付着力 (摩擦)が大きいことにより、粒子の集合体である粉体の動きが悪くなることがあります。

「粒子」と「粒子」の 付着力(摩擦)を測定するには「せん断」測定が適しています。
せん断測定を行い、粉体が持つ「付着力」を理解します。
パウダーレオメータFT4では JIS規格Z8835 に準拠した「せん断測定」が可能です。
粉体流動性と言えば、Carrの流動性指数が一般的です。しかしながら、Carrの流動性指数だけで、粉体の流動性を評価するのは十分ではありません。
これはCarrの流動性指数が「圧縮度」「安息角」「スパチュラ角」「凝集度(もしくは均一度)」といった言わば全て無荷重下の測定(評価)となっているからです。
ここで無荷重下とは、粉体自体の重み以外に強制的な荷重が働いていないということです。
粉体プロセスでは、ホッパーやスクリューなどにより粉体に力が加わることが多々あります。
このような荷重がかかった状態では、一般的に粉体の流動性は悪くなります。
そのため、粉体の流動性を評価する際には、実環境下に合わせて、Carrの流動性指数に加えて、荷重下における流動性評価も重要となります。
荷重下における流動性評価には、せん断試験などが用いられます。
● せん断試験
※JIS規格28835に準拠圧密を受けた粉体のせん断はホッパー内 部や貯蔵容器内あるいは押し出しなどで発生する。
- シェアセルは流動の開始、 静止 から動き出す推移を測定する
- ホッパー内の粉体の挙動を理 解するのに適している
- 流動は粒子の物性 (粒子径、 粒度分布、形状、 表面形状、 付着性)に大きく依存する









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